スマホ依存から脱却!デジタルデトックスの効果と方法4選

「疲れているのに、やりたいことがあるのに、ついついスマホを触ってしまう…」

スマートフォンは今では生活必需品と言っていい程の便利アイテムですが、一方でスマホ依存で人々を苦しめるものでもあります。

今回は、スマホ依存症だった私が、デジタルデトックスの効果と方法を紹介します!

デジタルデトックスとは

デジタルデトックスとは、スマートフォンやパソコン、タブレットなどのデジタル機器をあえて触らないようにすることです。

今やスマートフォンやパソコンは、日常生活でも仕事でも必要不可欠なものになっていますが、一方で、スマホ依存が社会問題となっており、様々な悪影響があることも知られています。

スマホ依存のデメリット

まずスマホ依存にはどんな悪影響があるのか、説明します。

脳疲労の原因になる

スマートフォンの画面を何気なく見ているだけでも、脳は大量の視覚情報を処理し続けています。

脳疲労になると、物忘れが増えたり、イライラしたりするだけでなく、頭痛、めまいなどの身体的な不調も発生します。

睡眠の質が低下する

スマートフォンなどの画面から放出されているブルーライトは、睡眠を促すメラトニンというホルモンの分泌を抑制する効果があります。

そのため、寝る前にスマホを見ていると、脳が覚醒した状態になるので、寝つきにくく、全体的な睡眠の質も低下してしまいます。

集中力、生産性が低下する

何か作業をしていても、スマートフォンの通知や画面が気になってしまうと当然集中力は低下して作業の効率は悪くなってしまいます。

また、通知をオフにして画面を伏せていたとしても、机の上など視界の中にスマートフォンがあるだけで、様々なパフォーマンスが低下するという研究結果があります。

ストレスが増える

インターネットでは、ポジティブなニュースだけでなくネガティブなニュースもつい目に入ってしまします。

SNSでは、特に誹謗中傷や自分の価値観に合わない投稿も多く存在するため、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまう場合もあります。

また様々なアプリやWEBサイトで見かける広告は、購買意欲を掻き立てるために、小さなストレスを思い出させたり、可視化させているため、ストレスを感じやすくなってしまいます。

デジタルデトックスの効果

それでは、デジタルデトックスの効果について、説明します。

脳を休ませることができる

脳は、デジタル機器から常に大量の情報を受け取ってっ処理しているため、意識的に情報を遮断することで、脳を休ませることができます。

情報のインプットを止めることで、必要なアウトプットや、本当にインプットしたい情報にエネルギーを使えるようになります。

睡眠の質が向上する

睡眠の質を低下させるブルーライトを浴びることがなくなると、睡眠を促すメラトニンというホルモンが正常に分泌されるため、自律神経が整い、睡眠の質が向上します。

また前述した、脳を休ませる効果もあるため、睡眠の導入としてもデジタルデトックスは効果的です。

集中力が向上する

デジタル機器に意識を向けることがなくなると、目の前の作業だけに集中できるようになります。

デジタル機器に限ったことではありませんが、視覚情報が多いと、注意力が散漫になってしまい、一つの物事に集中がしにくくなってしまいます。

スマートフォンを視界に入らないようにするだけでも、パフォーマンスが上がるという研究結果が発表されています。

自由に使える時間が増え、余裕が生まれる

だらだらとSNSなどを見てしまっていた時間が減ると、他のことに使える時間がかなり増えます。

「なぜか時間がない」という人の中には、無意識にスマートフォンを触ってしまっている人がとても多いです。

ながらスマホでしていた作業も、集中すると思っていた以上に短時間で終わらせられたり、他のやらないといけないことと同時にできたりすることがあります。

時間は有限なので、効率よく使うことが大切です。

ストレスが軽減する

SNSや広告からのネガティブな情報を受け取る機会が減ると、ストレスが減ります。

目の前の状況や無意識に感じているものも多いため、すぐに実感はしにくいかもしれませんが、必要のない情報をインプットしなくなると、ポジティブで有益な情報に気づきやすくもなります。

また、他人と比較したりすることも減り、自己肯定感が高まることによる、ストレス軽減の効果があります。

デジタルデトックスの方法

ここでは、スマホ依存症だった私が実践した、デジタルデトックスの方法を説明します。

必要のないアプリをアンインストールする

スマートフォンの中に、いつ入れたのかわからない、また最後に使用したのはいつかわからないアプリはありませんか?きっとたくさんあるはずです。

そういった不必要なアプリは迷わずにアンインストールしましょう。

更に、今使用しているアプリも、本当に必要か見つめなおしてみましょう。

なくても生活には困らないアプリ、メリットのないアプリは思い切ってアンインストールしてみましょう。

私の場合は、約7年間、毎日ログインボーナスを欠かさずゲットしていたゲームを、思い切ってアンインストールしました。

理由は、絶対に生活に必要なものではなくなってしまったからです。初めは楽しくて、夢中になってプレイしていましたが、最後は「続けてきたのにもったいない…」という惰性の気持ちで毎日ログインしていました。

勇気のいるアンインストールでしたが、結果的には無駄に使ってしまっていた時間がなくなり、他のやりたいことに時間が使えるようになったので、大満足しています。

アプリやメールの通知をオフにする

「通知が来ても、すぐに確認する訳ではない」「知らなくても別に困らない」、このようなアプリの通知はすぐにオフにしましょう。

これは通知が来るたびに、そのアプリの通知設定を変更していけば、どんどん減らしていくことができます。

メールは通知を消すだけでなく、知らないうちに届くようになったメルマガなどの配信を停止していくと全体的にスッキリします。

今たくさん通知が来ている人は、いちいち設定を変更するのが面倒に思うかもしれませんが、一度設定変更するだけで、今後気にすることがなくなるので、ぜひ行ってください。

スマホを使わない時間を決めて、離れた場所に置く

スマートフォンは視界に入っているだけでパフォーマンスが低下します。

そして手元にあるとつい触ってしまいたくなる不思議な力があります。

そのため、あえて手の届かないところに置いて、物理的な距離をとることが大切です。

しかし、今やスマートフォンは生活必需品なので、手放しやすい時間に限定して距離をとることから始めると始めやすいです。

例えば、私は以下のようなルールを決めて実践しています。

  • 仕事中や外出中は、ポケットやスマホショルダーではなく、カバンの中にしまっておく。
  • 極力モバイルバッテリーを使わず、帰宅後にコンセントを使って充電する。
  • 食事や入浴をするときは、寝室に置いておく。

学生や社会人の方は、生活の中でスマートフォンを触ってはいけない時間もきっとあるはずです。

そういった状況を思い出して、プライベートな時間の中でも同じように、意識的にスマートフォンを触らない時間を作ってみることをオススメします。

スマホ依存対策のアプリを使う

『スマホ依存 アプリ』で検索をかけると、たくさんのアプリが紹介されています。

私はいろいろ試しましたが、最終的にスマホを使用していない時間で植物が育っていく育成ゲームタイプのアプリに落ち着きました。

アプリを選ぶポイントは、適度なやりこみ要素だと思っています。

ただただスマホを手放すだけだと、スマホ依存症の人にとっては苦痛でしかないので、スマホを使用しないことで、メリットや達成感を得られるものがオススメです。

無料で始められるアプリもたくさんあるので、いろいろ試して自分にぴったりのアプリを見つけてください!

まとめ

デジタルデトックスは、様々な悪影響を及ぼすスマホ依存を改善し、自分のペースで健やかに生活を送ることができるようになる、起死回生の一手です。

スマホ依存に苦しんでいる人は、ぜひ挑戦して、日常生活を素敵なものに変えましょう!

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