今回は、1か月で早起きの習慣化に成功した私が、早起きのメリットや簡単に早起きを継続させる方法について説明していきます。
「早起き始めたいけど何がいいのかわからない」「早起きがなかなか続かない」という人にぜひ読んでいただき、お役に立てたら嬉しいです。
早起きのメリット
1 仕事に行く前にできることが増える
夜って時間があるはずなのに、疲れていてだらだらスマホを見るくらいしか体力が残ってないなんてことありませんか?私もよくそれで自己嫌悪に陥ってしまいますが、人間ってそういうものです。
しかし、なかなか手を付けれない家事や勉強、運動も、体力の残っている朝ならできます!睡眠で体力を回復させるのは、仕事のためではなく、自分のやりたいことをするためにしましょう。
「仕事が忙しくてやりたいことができない」「とにかく時間がない」と諦めている人にこそ、朝の時間を有効に使えるようになってほしいです。
2 静かで落ち着いた世界がある
今の季節だと、朝起きて窓を開けると、ひんやりとした澄んだ空気を感じられます。
暑いとか湿度が高いとか、不快な空気は生活の中で感じやすいですが、気持ちのいい空気もたまには感じないともったいないです。それを一番感じられるのは朝の澄んだ空気だと思います。
また日中や夜と違って、とにかく朝は静かです。それは朝から元気に活動している人が少ないから。朝、他の人より早く、この静かな世界を独り占めしましょう。
3 仕事の集中力が上がる
早起きすると、仕事が始まるころには完全に目が覚めている状態になります。目どころか脳も身体も、活動の準備が整っている状態です。
起床から3時間後は脳のゴールデンタイムと言われており、脳が最も活発に働く時間になります。つまり、始業時間の3時間前までに起床していれば、一日のいいスタートダッシュを切ることができ、効率的に仕事を進めることが可能です。
4 一日を有効活用できる
休日こそ早起きのメリットは大きいです。なんといっても休日を長く感じることができます。休日が長くて嬉しくない人はいませんね。
休日はつい昼前まで寝てしまうという人も少なくありませんが、早起きして時間を有効活用すると、身体だけでなく脳も休めることができます。
近年、休み方に関する書籍が多く出版されており、寝たりだらだら過ごしたりするだけの休み方だと不十分であることが発信されています。実際、身体を休めることと同じくらい、脳を休めること(=気分転換やリフレッシュ、自己啓発等)が大切です。
そういった脳の休養に時間を使うことも、休日に早起きができると可能です。
早起き習慣を身に付けたければ、明日から早起き!
早起きのコツを調べると「いきなり起床時間をずらすと続かない、10分ずつ早起きして慣らしていきましょう」という記事をよく見かけますが、どちらにせよ続かないので、手っ取り早くメリットを感じるために、明日から始めることを強くおすすめします。
暴論と思われるかもしれませんが、10分早起きでは何も変化を感じません。例えば、普段7時に起きている人が6時50分に起きて何ができるでしょうか。何もできません。しかし、いきなり5時に起きてみるとどうでしょう。シャワーを浴びれます。朝ご飯を食べれます。掃除ができます。ニュースに目を通せます。ゆっくり支度ができます。
結果、多くのメリットを実感できるので、継続してみたくなります。
習慣化の方法は様々ありますが、早起きは『三日坊主を前提に始めてみる』のが最適だと考えています。実際、どんなに早起きが習慣になっている人でも、飲み会の翌日や連勤後の休日に早起きするのは難しいです。私もできません。そんな時に継続できなかったと落ち込まないためにも、最初からできる日だけするというつもりで始めてみましょう。
気持ちよく早起きを継続するコツ3選
メリットを理解していても、慣れない早起きがつらいのは当たり前です。
ここでは、気持ちよく早起きするために私が実践していることを3つご紹介します。
1 睡眠時間は普段と同じか、それ以上に確保する
人によって最適な睡眠時間は異なりますが、早起きを始めたい場合は、当然就寝時間も早めましょう。早起きは睡眠時間を減らしてまですることではありません。どうしても睡眠時間を減らして早起きもしたいという人は、早起きの習慣が確実に身についてから、就寝時間を遅くしていくと自然と睡眠時間を減らすことができます。
例えば私の場合、普段0時に就寝して7時に起床をしていましたが、22時に就寝して5時に起床するようにしました。そして、5時起床がある程度当たり前にできるようになってから、就寝時間を23時に変更することで、睡眠時間を7時間から6時間に短縮することができました。ただし、疲労が溜まっているときは、潔く22時に寝るようにしています。そうすると一気に心身ともに回復するので、睡眠時間を減らすことはおすすめしません。必要なことですので、適切な時間を確保しましょう。
2 寝る前はスマートフォンを控える。おすすめは読書
有名な話ですが、画面から発しているブルーライトは、脳を昼間と錯覚させ、睡眠ホルモンの分泌を抑制させてしまいます。その結果、寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下するなどの影響があります。就寝前はブルーライトを浴びないように、スマートフォンの使用は控えましょう。
しかし、今や必需品のスマートフォンを手放すのは簡単ではありません。そのため、スマートフォンを見る代わりにおすすめなのが読書です。ブルーライト対策なので、当然ですが紙の本での読書をおすすめします。小説でもビジネス書でも雑誌でもいいですし、時間は5分、10分でもいいと思っています。読書はブルーライト対策もありますが、睡眠への導入として非常に有効です。疲れているときは、5分でも読んでるうちに眠くなってくることがあります。普段読書しない人も、これを機にぜひ始めてみてください!
3 寝起きでもできるルーティーンを決めておく
SNSやYouTubeでおしゃれなモーニングルーティーンをよく目にしますが、そんなものは必要ありません。早起きのために決めておくべきルーティーンは、本当の寝起きで目が開いてないようなふらふらな状態でもできるルーティーンです。
誰しもが憧れるような綺麗な朝活のルーティーンではなく、その活動に至るまでの目を覚ますための一連の流れを決めておきましょう。
私の場合は、まず目覚まし時計を止めてトイレに行きます。そして体重計に乗ります。次にカーテンと、雨が降っていなければ窓を開けて、顔を洗います。このころには目は開いてきますが、その後、前日に洗った食器などを片付けながらコーヒーを淹れます。コーヒーができたら、机に向かって朝活スタートです。ここまで30分ほどかかります。
ポイントは、頭を全く使わずにできる簡単な日常の動作だけにすることです。私の場合、スマホを使ったり着替えたりすることも、頭を使う動作に含まれるので省きました。とにかく、無意識レベルでできる行動を組み合わせて、脳が覚醒するまで時間を稼ぐことが重要です。毎日すっきりと目覚められるわけではないので、最悪な状態を基準にしてルーティーンを考えましょう。
さいごに
早起きを習慣化すると、生活が一気に変化します。忙しい毎日に余白のある時間を作れる人はそう多くありません。ぜひ挑戦して、充実したより良い一日をお過ごしください!


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